昨日は沢山の加勢の人々でにぎわっていましたが、
この日はご近所の木村さんご夫妻が一組、
手伝いに来てくれました。
午前中は木村さんを含め男手は3人です。
木村さんは石川県の出身で、
定年後の安住の地をもとめ日本各地を探しまわり、
一番気に入った所がひだまりのある、
由布市庄内町長野にあるこの地だったそうで、
山羊、にわとり、犬、猫、うさぎなど沢山の動物を飼っており、
それらの小屋を全て自分で建てたそうで、
大工仕事が好きな大学の教授のような
風貌の人です。
この日はロフト部分に柱を立て、屋根に垂木をのせ野地板を張りました、
全て足場の悪い高所での作業です。

午後は前日に引き続き島岡一家が加勢に加わり、
たかしさんが張り切って屋根に上りました。
高所は苦手だそうで、少し越しが引けておりましたが、
下から見ている妻子の手前
勇気を振り絞って野地板を張る作業をガンバッてくれたので、
作業がずいぶんはかどりました。
昨日諸用のため途中で帰り、もちまきに参加出来なかった島岡家と、
木村家のため昨日に引き続きささやかなもちまきをしました。
棟上げと言う一番の難所を無事に乗り越える事が出来、
一安心です。
この建設をきっかけに、
杉やヒノキといった国産材の有効利用につながって行ければ
と期待しています。
その気になれば人の力だけでそこそこの家が建ちます。

ふと見上げた丸太組には
無数の足跡が点在していますが、
これぞ丸太小屋にとっては勲章のようなもの。
一生大切にして下さい!けんちゃん。

ひだまりのまわりには耕作放棄された田んぼや畑がたくさんあるそうです。


ひだまりは日当りの良い緩やかな南向きの斜面にあります。

雪の朝ひだまりから見た風景です。