平成30年6月10日。
昭和40~50年代、鴨島町商店街を含む鴨島駅前は様々な店舗が建ち並び多くの買い物客で賑わっていたが、
昭和60年代以降は地域の人口減少と郊外型大型店舗などの進出により来街者が減少。
商店街の店舗数も減少し続け、一時は営業店舗数より空き店舗数のほうが多いという事態にまで陥った。
このような状況を踏まえ、商店街は平成23年から空き店舗を活用した賑わい創出事業に着手。
鴨島町出身の喜劇俳優「曾我廼家 五九郎(そがのや ごくろう)」の名を借りて、
常設のフリーマーケットである「ごくろうマーケット」、骨董品の展示・販売を行う「五九郎おもしろ館」、
大判焼き販売店「甘味処ごくろうさん」を次々オープン。来街者の商店街滞在時間の延びにつながった。
平成27年度はこれらに次ぐ第4の矢として、地域住民への調査で判明したニーズ「高齢者が集える施設」
「子どもが遊べるスペース」に応えるコミュニティスペース「五九郎わくわくサロン」の整備に着手した。