平成29年12月28日。
先日ウォンエンヤイからマハーチャイへ向かう列車の窓から見た光景に
惹きつけられ沿線を歩いてみると、ビルの谷間にタイの古い時代の
生活が垣間見えた。
住居の間を流れるクリークはドブ臭く決してきれいとは言えないが
私が子供の頃の環境は同じ様な光景が各地に広がり、
観光としての通りすがりの目線からは、懐かしさだけが美化され
目に焼きついた。
沿線の一角で火事で消滅した商店街があった。
日本でも古い木造家屋は、地震や、火災の時に被害を
拡大させるという理由でどんどんと、取り壊されている
そういった現実を目の当たりにすると
やり場のない悲しみを感じるが、人がその場所で生活を
続ける限りは撮り続けたいと思っている。