平和のための戦争展。
2017年 08月 28日
福岡市天神アクロスで開かれている第23回「平和のための戦争展ふくおか」を
見て来た。
世界各地で「戦闘、紛争、飢餓。貧困」が継続、激化する今、
日本では「自衛隊の海外派兵」「憲法改正」へ準備が政府によって
着々と進められている。
戦争を体験して来た人達はこの時期に日本が再び戦争を始めてしまうと言う
危機感を、当時者として肌で感じ、
「悲惨な戦争を2度と起こしてはならない。」
と言う一念からこの戦争展を続けている。
会場に入ってすぐの場所に福岡市在住の漫画家西山進さんの風刺画が展示されている。
西山さんは16才の時に長崎で原爆の被爆を体験し、戦後炭鉱労働者などを経て
上京し漫画家になり、反戦、反核をテーマにした作品をいまも書き続ける
筋金入りの反骨精神の持ち主だ。



体調がすぐれなかったが何とか酸素吸入器を付けて車椅子での会場入りし、
病み上がりとは思えない程張りのある声で自作の紙芝居を読んだ。


熊本県宇城市在住の上村真利子さんが個人で収集している戦時資料の一部。
ウチワ、や七五三の晴れ着の袖に描かれた幼子に向けた戦争を奨励する漫画。









