福岡県北九州市八幡西区「CAMS黒崎」
2015年 02月 12日
平成26年12月19日。
黒崎は、かつては北九州の副都心として、
第二の商業集積地と呼べる地区であったが、
現在は、商業地区としては地区全体として大きな問題を抱えている。

メイトビル内に入居していた、黒崎フォーラス(イオングループ)が1999年に閉店。
また、同じくメイトビル内に入居しており、かつ同ビルの核テナントであった
黒崎そごうが2000年12月25日に閉店。
他には、トポス黒崎店(ダイエーグループ)が2001年1月31日に閉店
(同建物には後継店舗としてアパンダ(食品スーパー)が入居していたが、
これも2007年に閉店)、長崎屋黒崎店が(親会社の経営破綻により)
2002年2月11日に
閉店(跡地は福岡銀行黒崎支店とビジネスホテルアルクイン黒崎)した。
2001年11月16日に開業した複合商業施設コムシティも、
商業施設部分を管理・運営する第三セクター黒崎ターミナルビルが約
1年半後の2003年6月2日に自己破産し商業施設が閉鎖されるなど、
黒崎地区の商業機能は大幅に縮小した。

2001年10月にはそごう跡に井筒屋黒崎店が移転開業したが、
2002年10月にイオン若松ショッピングセンター、
2005年4月にイオンモール直方、
2006年11月にイオン八幡東ショッピングセンター、
2013年3月にはコストコ北九州倉庫店がオープンするなど、
黒崎地区(周辺)を取り巻く環境は厳しさを増している。
また、同地区に複数ある、市内でも有数のアーケード商店街は
軒並みシャッター通りと化し、閑散とした状況になっている。また、
黒崎地区に複数あった封切映画館は2005年を最後に全て閉館した。
かつてJR九州内で黒崎駅の乗降客数は博多駅、
小倉駅に次ぎ3位であったが、2004年以降は6位に低下している。

2013年(平成25年)4月2日、コムシティが公共施設主体の
官民複合施設として再オープンし、
5月7日には八幡西区役所がコムシティ内に移転入居。











