9月30日阿久根市長島
この日はあいにくの雨模様、どんよりとした空の下
長島の灯台を訪れた。
辺り一面に広がる岩肌は溶岩が固まって出来たものだと
一目で分かる。
この島は、昔、火山の噴火で誕生した島なのであろう。
島のてっぺんに数基の巨大な風車があり、雲の中にかすんで見えた。
黒之瀬大橋を再び渡り、海岸沿いに出水市へ向かった。
地図で見ると長崎鼻、焼崎鼻、立石鼻という岬の突端にある
集落を通過して出水まで道が続いているようだ。
20件程の集落で、手に笹竹を持ったおばあさんが家のまわりにある
蜘蛛の巣をはらっていた。
谷沿いにある廃屋のさらに上流で、倉庫の屋根を修繕する金槌の
音が響いていた。