黒之瀬海峡をわたる。
2014年 10月 23日
「9月29日阿久根市長島」。
鹿児島県の北西端に位置し、阿久根市
と長島を結ぶ「黒之瀬戸大橋」を渡った島が長島だ。
黒之瀬海峡は(日本三大急潮)にかぞえられ、渦巻く
雄大な眺めは「万葉集」にも唄われているが、この日の
海は穏やかだった。

島は深い原生林で覆われ、
海では伊勢エビなどひらめなどの豊富な漁獲をほこっている。
漁業で地域の経済が潤ってきたため、人工林率が低く、
森が守られた事により、幸いにも豊穣な漁獲をもたらしてくる
海域が保たれている。


島をぐるーと一周している途中、観光地にあるようなリッパな吊り橋を渡った。



驚く事にこの橋は農道となっており、橋のたもとにしばらくいたが
軽トラックが3台通っただけだった。
これほど立派な橋が必要とはとても思えない場所。
これが税金で建てられたかと思うと、腹立くさえ思えた。
その後気分転換に、道の駅長島のすぐ近くにある温泉には入り
海の見える駐車場で車中泊。
