原発のある街。
2014年 10月 22日
薩摩川内市の人口は約10万人。
バブル崩壊前からシャッター街が増え、
2011年以降、原発作業員で賑わっていた旅館や民宿も、
今は閑古鳥が鳴く。
数軒の旅館・民宿が廃業に追い込まれた。




再稼働推進派は、
原発に反対しているのは外から来た市民グループだと主張。
一方の反原発派は、地元経済が原発に依存しているため、
住民が本音を口にできないと訴える。



原発反対の主張が、家族や友人との関係に溝を作ることもある。
「商売とか家族とか関連していると、
大きく反対できないという人が多いだろう。」
だが、原発事故の被害は周辺地域だけの問題では無く、
日本全土に関わる問題であり
原発で発生した重大事故は、人類がコントロールする事が出来る
レベルを遥かに超えている。
薩摩川内が、「原発再稼働した最初の街」ではなく、
「最初に脱原発宣言をした街」になってほしいと願う。