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熊本県八代市坂本村 荒瀬ダム。






平成27年12月25日。



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by whosanf | 2016-02-20 11:24 | 環境問題

山口県防府市 土石流災害から6年後の現地。

平成27年11月23日。


2009年7月21日老人介護施設(ライフケア高砂)の一階で食事を

していた入居者45名のうち7人が突然流れ込んで来た土石流に

巻き込まれ7人が犠牲になった。

災害から一週間後の8月3日に現地調査をするという

平野虎丸さんを取材する為に災害地へ同行させていただいた。

「その時の現地の様子。」




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あれから6年。


よほどの大雨が降らない限り、なだらかな清流で川魚の姿があった流れは

コンクリートの護岸で埋め尽くされていた。

当事者である地元の住民がこの砂防ダムを見て安心するのであれば

人は自然に対して増々無知になっていると思わざるを得ない。



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by whosanf | 2016-01-25 10:00 | 災害

遠い海。


平成27年11月21日。

 


  山口県下関市小月の海岸


下関から小月まで国道沿いの道は埋めたてられた海岸線に作られた

工場地帯が続くため海は間近に見えない。



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工場の建設を優先したためか、漁港はほとんど見当たらず

たまに目に入ってくる海は住居を守るようにコンクリートの

護岸壁が延々と続いている。




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by whosanf | 2016-01-02 10:00 | 環境問題

人知を超えた自然災害。




戦前の著名な物理学者である寺田寅彦は、

「文明が進むほど災害による被害も大きくなる。」と指摘している。

確かに100年前までは高層ビルや地下街などはなく、

人口も少なかったことを考えると、

かつては起こり得なかったような事態が巨大地震によって起きうるのだ。

そして文明が発展すればするほど、新たなリスクも生まれる。

 高度な文明社会を生きる現代人は、

人工的な環境で暮らし自然と触れ合う機会が激減してしまった。

そして自然に対する謙虚さがなくなってきている。しかし自然は、

時として猛威をふるい災害となって我々に襲いかかってくる。



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by whosanf | 2015-08-03 12:00 | 環境問題

熊本県 球磨川 荒瀬ダム撤去。

平成27年8月1日。


すでに左岸側ゲート3門が撤去され川の水はだいぶきれいになった。



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撤去作業の効果は海にいち早く現れた。

長年ダムに溜まっていた土砂が海に流れ、干潟の再生が始まっている。

その影響で、貝類の漁獲量が上昇。

長らく姿を見なかったウナギまで獲れるようになった。




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世界では、既存のダムを撤去する動きが進んでいる。

アメリカでは、年に5のダムが撤去されている。


 ダムは新規建設より撤去こそ、新たな公共事業として有望なのではないか。



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by whosanf | 2015-08-02 19:07 | 環境問題

砂防ダムと人工林。






三郡山。



 ♪ ♪ 「みどりしたたるさぁんぐんざぁ〜ん  ながれもきぃよきーほなみがわ〜〜」♪


小学校の校歌でも唄われた、私の地元の名峰。



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今その山は谷間を砂防ダムで埋め尽くされ、放置された人工林は線香の様に

細く木材としての価値はほとんどない。

それでも、伐採と植林が繰り返され、林道を通す為に山肌は削られ

山は荒れ果てている。



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by whosanf | 2015-07-27 18:34 | 環境問題

大分県 三国街道。


平成27年4月28日。




藤川内渓谷からの流れは北川と名を変え、延岡市へと流れる清流だ。



パックリと口を開けた雑木林の伐採地。



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新緑のこの時期は、杉、檜と雑木林のコントラスト

がくっきり別れ分布がはっきり見て取れる。




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集落のすぐ上に広がる針葉樹の植林、雑木林を切り倒し山肌が露出した場所が

ところどころ目に付く。



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谷沿いの集落は土石流発生の確率は非常に高い。

谷沿いに植えられた杉檜は根が浅く、大雨が降ると土石流と倒木とが混じり合い

破壊力を増すので大変に危険だ。




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生活の中、山間部で守られて来た土石流被害に対する危機管理意識は高く、

奥山には手を付けないと言う掟が以前はあった。

しかし、戦後始まった過剰な植林と、砂防ダムにより危機管理能力は麻痺してしまっている。



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日本全国、土石流災害に対して危機管理を見直さ無ければ。

山間部に点在する集落は壊滅してしまうだろう。



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by whosanf | 2015-06-17 09:30 | 環境問題

熊本県 球磨川荒瀬ダム。

平成27年4月27日。


球磨川本流には、3か所のダムがある。

河口側から、荒瀬ダム(1955年完成)、瀬戸石ダム(同1958年)、

市房ダム(同1959年)で、1950年代後半の数年間に

集中的に建設が進み、これらのダムによって球磨川の環境は大きく変わった。



ダムは河口がある八代海の生態系にも影響を与え、

藻場や砂干潟が減少し、漁獲量も漁業者の数も減少。

ダムの影響から解放されたいという住民の思いは、水利権更新期限が近づくと、

ダム撤去運動という形で表面化する。

2002年6月9日、旧坂本村川漁師組合が『荒瀬ダムを考える会』の発足を呼びかけ、

ダム撤去を求める運動が本格化した。

撤去運動には多くの団体が加わって影響力を強め、9月20日、

村議会でダム撤去を求める意見書が可決されるに至り、

村議会はダム撤去を求める請願を熊本県に提出した。

熊本県は2003年6月、河川環境に配慮したダム撤去対策等を検討するため

『荒瀬ダム対策検討委員会』および『ダム撤去工法専門部会』を設置。

委員会や専門部会での検討結果を受け、2006年3月に『荒瀬ダム撤去方針』が策定され、

撤去計画の検討が進められていた。

ところが、蒲島県知事は2008年6月、

これまでの撤去方針を凍結して再検討することを表明。

撤去費用が大幅に増加することが明らかになるなど、状況の変化があったためだ。

同年11月「荒瀬ダムの発電事業を未来永劫続けることが最善の選択ではなく、

撤去可能な条件が整えば撤去すべきである」との考えを前提としながらも、

「深刻な財政危機にある県の現状を考えると荒瀬ダムを存続

させることが適当である」との判断を下した。


ダム撤去の日を待ちわびている住民にとっては、衝撃的な出来事だった。

住民たちは、あきらめずに撤去凍結への反対運動を続けた。

そして、2010年3月まで更新した水利権について「再更新はできず、

発電を存続させるためには新たに水利権を申請する必要がある」との判断が、

国土交通省から示された。

熊本県は2010年2月「現時点では、もはやダム存続を目指すこと自体が、

地域の混乱の長期化を招き、適切な選択ではない」として、

ダム撤去を再び表明した。

ダムの影響に苦しみ、撤去に向けた運動を続けてきた住民たちの、

長年の苦労が報われた。



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撤去の工期は2012年4月から2018年3月までの6年間が予定され、

環境の経過観察については、撤去工事前後それぞれ2年間を含め、

10年間継続して行われる。

ダム撤去が決まって以降、定期的にゲートを全開していたこともあり、

水利権消失後の2010年4月に本格的なゲート全開が行われると、

川はダム建設前の姿に近づき、水質も向上。

同年8月頃には、付近の住民が「8割方、以前の河原に戻った」

と話すほどの状態になっている。



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荒瀬ダムの上流10㎞には瀬戸石ダムがあり、現在も発電用ダムとして運用

されているため、荒瀬ダムの撤去が球磨川と八代海にもたらす効果は、

限定的にとどまっている。

2か所のダムがなくなった場合、球磨川は、上流の宮崎県境付近に

ある市房ダムに至るまで、大型ダムのない一級河川となり、

川と海の生態系と生物資源のめざましい回復が期待できる。

その瀬戸石ダムの水利権も、2014年に50年の期限が切れる。

瀬戸石ダムにおいても、地元漁協が、水利権の更新を認めず、

撤去を目指すという決議をあげており、これを契機に、

撤去される可能性がないわけではない。

しかし、瀬戸石ダムは、芦北町と球磨村のはずれにあるため、

旧坂本村のように、直接ダムの被害を受ける村がなく、また下流で捕獲したアユの

70%を瀬戸石ダムの上流で放流することで、アユの漁獲量も保たれてきた。

このため、荒瀬ダムでみられたような、住民が積極的に撤去を求める運動は、

瀬戸石ダムに関しては起きていない。

とはいえ、これまで瀬戸石ダムの放水時には、

荒瀬ダムが補助ダム的な役割を果たし、

荒瀬ダムが水量の調整を担い、また、アユ放流事業の費用も

、瀬戸石ダムは負担してこなかった。

つまり、瀬戸石ダムの運転は、荒瀬ダムに依存してきた面があり、荒瀬ダムが

撤去となることで、瀬戸石ダムの運用は見直しを迫られることになる

荒瀬ダムの撤去は、ダムがひしめく日本の河川で、

今後どうやって自然を回復していくのかを考えるうえで、

たいへん重要な事例である。大型発電ダムの撤去は、

日本のみならず、アジアでもはじめてのケースで、ダム撤去によって、

自然がどのように回復していくのか、回復を促進する要件はなにか、

といった問題を考えるために、撤去工事開始前から継続的な経過観察

が必要であった。

しかしながら、荒瀬ダムは熊本県の所有で、国が関与していないためか、

全国的には荒瀬ダム撤去への関心は非常に低く、専門家による多面的な経過観察

調査も行われていない。


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by whosanf | 2015-05-20 10:00 | 風景写真

九州北部豪雨から2年。


八女市上陽町。

人口3,867人

清流がながれ、ほたると、石橋の町として

美しい景観を保って来た。

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お茶の産地としても有名だ。

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2012年7月にこの地を襲った豪雨は河川を氾濫させ

数カ所で山が崩落し、集落は一時孤立した。

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崩壊した山のほとんどは山頂までびっしりと杉が植林された

人工林だ。

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人工林で覆い尽くされた山里が、さらにコンクリートで覆われ

景観さえも破壊されて行く姿は、自然災害の度に各地で

増え続けている。

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星野村。

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熊本市阿蘇郡一の宮。

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by whosanf | 2014-11-17 20:00 | 環境問題

荒瀬ダム撤去。

「10月5日荒瀬ダム」。

球磨川は昔、あゆの漁獲量日本一を誇り、

川沿いには、鮎漁を中心に生計をたてる川漁師が沢山いた。

平成24年4月、

熊本県営荒瀬ダムの撤去工事が始まった。

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荒瀬ダム(1955年竣工。)は、水力発電を目的に建設された。

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発電目的としては県内で最も古いダム)に対して

、周辺住民はかねてから、

「ダムによって洪水被害が拡大したのではないか!」と、

不信感を抱いており、

旧坂本村内では撤去への要望が高まっていた。

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2002年に村議会はダム撤去を求める誓願を熊本県に提出し、

撤去問題がクローズアップされた。

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これを受け熊本県では、

2010年から2015年までの5年間で撤去することとしたが、

2008年、潮谷義子前知事に代わって就任した蒲島郁夫知事は、

一転してダム撤去を凍結する方針を明らかにした。

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これに対し、地元市民グループなどから強い反発の声が出された。

紆余曲折はあったものの2008年に、

荒瀬ダム撤去方針撤回が正式に表明されて、

2012年度から撤去を始めることが決まった。

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熊本県は球磨川においては荒瀬ダム撤去を進めているが、

白川においては世界ジオパークに登録された

阿蘇の玄関口に立野ダムを建設予定で、

こんな素晴らしい渓谷を水の下に沈めようとしている。

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しかし、住民への説明会も開催しないために、

阿蘇や熊本市の住民の多くがこの計画について知らない。

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球磨川本流には、3 か所のダムがある。

上流から市房ダム(同 1959 年)、瀬戸石ダム(同1958 年)

荒瀬ダムで(1955 年 完成)、、、

1950 年代後半の数 年間に集中的に建設が進み、

これ. らのダムによって球磨川の環境は大きく変わった。

下のダムは瀬戸石ダム。

20年間の水利権更新を国に申請した電源 開発(Jパワー)

と、水利権更新阻止を 掲げる球磨川漁協や市民団体が

対決姿勢を強め、撤去、存続で揺れている。

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今日本に約3、000基のダムがあり、なんと85,000基の砂防ダムがある。

自然破壊の元凶である、「ダムはいらない。」


by whosanf | 2014-11-03 10:07 | 環境問題