酔眼的日常を写真日記でつづります。リンクフリーです。写真の無断転用は禁止致します。


by whosanf

カテゴリ:環境問題( 52 )

巻き枯らし間伐作業。

 
日本熊森協会福岡支部が主催する、巻き枯らし法による間伐作業に参加してきました。

昨年7月に起きた福岡県篠栗町の土石流災害地から2キロほど町の中心部近い場所で、
私を含め総勢18名が参加しました。

巻き枯らし間伐はチェンソーなどの危険な道具を使わずに、のこぎりや竹べらなどにより
木の皮をはぎ枯らす方法で、素人が安全に間伐を行える方法です。
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昭和30年以降の高度成長期、国の方針で自然林が切り倒され日本中の山に杉ヒノキが
植林されました。
その後、木材の輸入が自由化された影響もあり、今日まで国産木材価格は低がりづけています。
その事は林業従事者の経営意欲を減退させ、高齢化による労働力の不足から全国で間伐が手遅れとなった山林は、各地で土石流災害や、稀少動植物絶滅の原因となっています。

日本熊森協会は、九州では、福岡県、熊本県、宮崎県、
鹿児島県に支部があり、国による環境保全の失策を会員自らが学習と実践を通じて
環境保全運動を実行している団体です。

今回巻き枯らしの場所を提供してくれたのは、篠栗町で造園業を営む村島さんです。
村島さんは、篠栗町の町会議員として町政に励む傍らで熊森協会の会員としても活躍していて、
町長も熊森協会の会員だという事でした。
町長は今回他用で不参加でしたが、その事をとても残念がっておられたそうです。

同じ糟屋郡(私は宇美町)に住むものとして、とても励みになりました。
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つづき
by whosanf | 2010-09-06 17:14 | 環境問題 | Comments(0)

熊本県八代市

今年82歳になる父の実家が八代に在り、88歳と86歳の伯母の介護をするために2月の

末から、毎週のように通っています。

介護の話は後ほど書かせていただきますが、

今回はこの八代にある日本製紙の事についてです。

日本製紙は八代駅(現在来線の駅、九州新幹線開通のため新駅は別の場所にあります。)

のすぐそばにあり工場の高い煙突から吐き出される光景は、幼い頃、両親に連れられて汽車

で訪れた頃から脳裏に焼き付いています。

この光景が見えるあたりからは今でもパルプ工場特有のにおいがただよってきます。
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この製紙工場でパルプの原料とするために周辺の山に雑木のほとんどが切り尽くされ,五木

村のある奥山は現在ほとんど杉やヒノキ人工林で埋め尽くされています。

日本三大急流の一つとして川下りでも有名な球磨川は八代の中心部を通り

八代海に注ぎます。

雑木林の伐採はそのご水害の規模を拡大し、各地で甚大な被害をもたらしてきましたが、

その対策として国の取ったった方針は、五木村に巨大なダムを、建設するというものでした。

幸いな事に五木ダムの建設は中止という事になりましたが、広大な範囲に広がる奥山の自然

を取り戻すまでにはかなりの年月を要するでしょうが、やらねばなりません。
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20年程前から組み立て式のカヌーやゴムボートで球磨川下りを楽しんできましたが、近年

は水の透明度も悪くなり、川底が汚れ、沢山泳いでいた鮎の姿はかなり減少しています。
by whosanf | 2010-04-14 11:02 | 環境問題 | Comments(0)

みずヌルム、筑後川。

久留米市近郊を流れる筑後川です。

流れの向こうに見える山景は耳納連山で大分の九重や熊本の小国までその山脈は連なっています。

阿蘇を水源とした流れは小さな支流が合流しながら田の原川,杖立川、大山川、三隈川と名前を変え有明海に注ぎます。
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by whosanf | 2010-04-03 13:57 | 環境問題 | Comments(2)
昨年7月大分で開かれた平野虎丸さんの講演会で平野さんの講演内容に感銘を受け,講演会の主催者を通じ(日本熊森協会)と言う自然保護団体の存在を知り、その後、会に入会しました。

日本熊森協会の会長である森山まり子氏の講演会が福岡市、西新でありました。
会場は福岡ドームのすぐ近くにあり、この日はドームでダイエーホークスの試合があるため道が非常に混み合っており、駐車場はどこも満車の状態です。
なんとか駐車場を探し、樋井川と言う川沿いにある会場へ歩いて向かう途中対岸ではドームへ向かう人々がゾロゾロと列をなしていました。

講演は日本熊森協会福岡支部の二度目の総会を記念して行われ、熊森協会福岡支部会長の南里さんの挨拶に引き続き森山会長の挨拶があり、南里さんには2度目で森山会長には初めてお目にかかりましたがお2人とも人の良さが表情からにじみ出ており、これまで設立から13年紆余曲折はあったものの会員数2万9千人をこれまでまとめあげて来た存在感がありました。
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先日高校の同窓会がありましてね〜
同級生が皆一様にあなたがこんな会の会長をしているとはね〜。
と言うんですよ、昔はほんとに恥ずかしがりやでしおらしくてね〜と言うその言葉はマイクが要らない程、よく通る澄んだ声でした。
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つづき
by whosanf | 2010-03-30 16:35 | 環境問題 | Comments(3)
昨年7月25日に篠栗で起きた土石流災害地を昨年8月4日24日以来再び訪ねてみました。

篠栗は九州八十八カ所霊場があり,そのほとんどの礼所寺院が山間部の谷沿いに点在しています。
その中で、今回被害にあった2つの寺院と民家は、他より急峻な谷沿いの場所にありました。

2009年8月24日二人の犠牲者が出た民家の道路脇から撮影

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今回同じ場所から、渓流沿いの道は車が通行出来るまでに復旧しています。
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その場所から150メートル上流にある,一の滝寺。
災害直後、このお寺の住職と寺族は道路が寸断し、橋も流され
孤立し寺に居た人々はヘリコプターで救出されたそうです。

本堂の内部は修復されていましたが、外回りは未だ破損したままの状態です。
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つづく
by whosanf | 2010-03-27 17:20 | 環境問題 | Comments(0)

大内正伸さん講演会

熊本県高森町の旧色見小学校にあるフオークスクールで、
大内正伸さんの「自然を暮らしに生かす楽しみと技術」と言う演題
講演が行われました。
フォークスクールはすぐ後ろには根子岳がそびえる絶好のロケーションにありますが、
この日はあいにくの曇り空で、根子岳の姿は雲に隠れてうっすらとしか見えませんでした。
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入り口を入ると小学校として利用していた頃の面影がそのまま保存してあり、
廊下には小学校の歴史を物語る古い写真が展示してありました。
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つづき
by whosanf | 2010-03-05 21:10 | 環境問題 | Comments(4)

森の遊園地散策。

翌朝、3月2日。
平野さんの案内で大内さん、川本さん、林業家の村井さん,玉名から参加の野口さん、侍菊之助さん(最近野鳥の鳴き声を真似る!の術を覚えたようだ。)、恵太さんと共に森の公園を散策しました。
私は昨年の10月以来2度目の訪問ですが、ここでは山の木を全て切り倒した後、 
樹木や植物がどのように育って行くのか大きく分けて5年周期で観察する事が出来る、
日本でも貴重な自然観察のできる森です。

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山内さんも大変興味深げに平野さんの説明に聞き入っておられました。

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平野さんは樹木や植物の生長の過程を20年以上の渡り観察を続けてこられ
この場所以外にも九州でトラストした数カ所で同様に観察できる森で得た知識は
幼少の頃に山奥で育った体験、林業に従事した経験を合わせて豊富で、その他にも
野生植物、野生生物、鳥類と数え上げればきりがないが、この森で子供から
お年寄りまで楽しませるための工夫やイベントを年間に数度行っておられ、
森の手入れは自らが重機で道を作り、草刈りとその行動ぶりには、いつも感動させられます。

この日は琉球寒緋桜が満開でした。


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by whosanf | 2010-03-04 21:35 | 環境問題 | Comments(3)

歓迎、大内正伸氏。

3月2日,熊本県高森町で行われる大内正伸さんの講演会を前に
歓迎会が前日に(エコシステム)森の学習館で行われ、
菊之助さん、青木恵太さんとともに参加して来ました。

山内さんのプロフィールを簡単に説明します。

1959年茨城県の水戸市に生まれ、イラストレーター著作家、
日本大学工学部土木科卒、設計会社勤務の後、山小屋から魚河岸まで、
様々な肉体労働系でアルバイト。
1986 「山と渓谷」誌でデビュー。手書きのエッセイ、絵地図なども得意とする。
人工林(スギ.ヒノキ林)の再生に取り組み、
イラストでわかりやすい間伐や作業道の作り方を解説した技術書を出版し、
林業会に多いな影響を与えています。

著書に「鋸谷式 新.間伐マニュアル」(全林協)
「図解 これなら出来る山づくり」(共著)
「図解 山を育てる道づくり」(全林協) 
「山で暮らす 楽しみと基本の技術」(農文協)が有ります。
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この日は熊森協会福岡支部や熊本、宮崎で林業に従事する人を含め20名の参加者があり
それぞれが自然や森林との関わりを自己紹介の中でも熱く語りましたが
よほど嬉しかったのでしょう、自己紹介のトップで菊之助氏は自然農の取り組みから
サムライ菊之助誕生までのいきさつを新調した刀(妖刀村正)を手にして面白可笑しく
語り場の雰囲気は一気に和やかなものとなり、
会談は深夜まで寝る間を惜しんで続きました。

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翌日平野さんの案内で大内さん、川本さん、林業家の村井さんとともに森の公園を散策しました
by whosanf | 2010-03-04 10:18 | 環境問題 | Comments(0)

野鳥保護 同行記

龍国寺での作業を終えた後,その足で近くでたくさんの「野鳥を違法で飼っている者が
2人いる。」という事でその現場へ向かう平野さんに同行させていただいた。

 そのうちの一軒からめじろ132羽、べにマシコ4羽、おおるり3羽、ノビタキ2羽、うそ1羽、うぐいす1羽、合計142羽の野鳥を違法飼育者から保護する事が出来た。

新月伐採の現場と同様に、たいへん貴重な体験をさせていただいた。

 野鳥の違法飼育者の記事が今朝の西日本新聞に掲載された。
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平野さんは、森林や林業のアドバイザーであるとともに野鳥の密猟や違法飼育の監視をNPO
法人を設立し、野鳥を密猟する者を監視し、原生の森を復元させる活動を20年以上もつづけている。

野鳥の保護に関しては、密猟者保護し、自然の森へと放鳥した数は100万羽を超えている。

 数日前、福岡市内に住む匿名の人から、近くに沢山の野鳥を違法に飼っている家と、野鳥を売買している小鳥屋があると、通報を受けたと言う。

つづき
by whosanf | 2009-11-27 16:08 | 環境問題 | Comments(4)

新月伐採

福岡の二丈町に平家一門を弔った龍国寺(創建1203年)というお寺があります。
このお寺のご住職の奥様は自然保護に大変理解のある方だそうで、
昨年9月に東京で開かれた日本熊森協会主催のシンポジュウムで
平野虎丸さんの講演に共感され、お寺の持ち山を自然林に戻そうと、今年の1月20日、新月の日に杉56本を切り倒し、葉っぱをつけたままその場に10ヶ月間放置されていました。

その時のことは新聞でも取り上げられ伐採の日は九州各県の新月伐採協会のメンバーや一般の見学者が70人ほど訪れたそうです。

この方法を葉枯らしと言い、新月伐採とあわせる事により丈夫で長持ちする材木になるそうです。
(法隆寺の建設に使われた材木は、この方法で切り出された木が使われているそうです。)

今回,幸いにも平野虎丸さんに声をかけていただき、同行させていただきました。
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倒した木は枝を打ち払ったあとユンボにワイヤーを付け道路ちかくまで引き下ろし、そこで2メートル6センチのサイズに切りそろえ製材所に送るそうです。
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つづく
by whosanf | 2009-11-25 18:33 | 環境問題 | Comments(0)