福岡県福岡市早良区「西新中央通り商店街」
2008年 11月 30日
西新中央商店街
「西新商店街」は、樋井川から藤崎の交差点まで続く約1.5kmほどの長い通り。
ここは江戸時代に、豊前の小倉から、博多を通り唐津へと向かう「唐津街道」
が通っていたその中間地点でもあります。西新駅周辺から藤崎駅までの商店街
を総称し、「西新商店街」という。
「リヤカー部隊」で有名な西新中央商店街を始め、
勝鷹水神通り商店街、ハトヤ新道商店街、はとや通り商店街、
西新名店街、B-dish、中西商店街の7つの商店街を西新商店街連合会として組織し、
280程のお店からできている。
多くの商店街が「シャッター商店街」と呼ばれる中、全国的に見ても空き店舗率が少なく、
活気あるお店と人々で賑わいをみせている。
周辺には、県立修猷館高等学校や西南学院(中・高・大)などがあり
、学生街として若者も行き交っている。
また、文教地区であることや、住みやすさから転勤族向けのマンションも多く
「転勤族の街」とも呼ばれている。
何代にも渡りこの地に住み続けている人と新しくやってくる人。
様々な人々がこの街で出会い、多くの繋がりを作っている。
ここの名物と言えば「リヤカー部隊」だ。
全国的にも有名で、リヤカーに生鮮や自家製漬物、
四季折々の魚介類や野菜などの食材を載せて販売している。
多い日には、10数台のリヤカーが歩行者天国になっている
商店街の通りに並ぶ西新らしいところが見られる。
安さも魅力的で、売り手のおばちゃん達とのやりとりが何とも楽しいものだ。