山口県小野田市 セメント町商店街。
2016年 01月 03日
平成27年11月21日。
明治維新後、セメントを中心とした化学・製油を中心とした工業都市として発展。
隣接する宇部市と共に、北九州工業地帯・瀬戸内工業地域の一角を担っている。
昔から工業と密接な関係があったこともあり、
市内には現在も「セメント町」(旧・小野田セメントに由来)
「硫酸町」(日産化学工業に由来)の町名が残る。
この町と共に発展した小野田セメント(株)小野田工場は、
1985(昭和60)年7月にセメント生産を中止、合併を繰り返し社名を変え、
現在では太平洋セメントとして国内最王手のセメント製造会社となっている。
しかし小野田セメントが町の発展に貢献した事実は揺るぎなく、
ゆえに現在でも、
かつてのセメント町商店街が小野田市セメント町として残されている。