鹿児島県 鹿児島市天文館はいから通り商店街。
2015年 05月 26日
現代の天文館
天文館は、ショッピング・歓楽ゾーンとして地元では絶大なブランド力を持ち続けていたが、
近年、九州新幹線の開業などによって鹿児島中央駅周辺や鹿児島市中南部
で新興繁華街や大型商業施設が台頭した影響を受け、
天文館一帯の空洞化が深刻化してきている。
特に2009年5月の三越鹿児島店の撤退は地元経済界に大きな
驚きとショックを与えたが、それから約1年後の2010年4月には後継店舗
として複合商業施設「マルヤガーデンズ」が開業したほか、
2012年5月には全国初となる、繁華街が運営主体のシネコン「天文館シネマパラダイス」
が開業するなど、天文館復活への取り組みも進められている。