熊本県 宇城市不知火町松合地区。

平成26年2月19日、20日。


八代海に沈む夕日。



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 不知火町松合は、宇土半島の南岸、不知火町の西部に位置し、


東・北・西を丘陵に囲まれ、南は八代海に面する温暖な気候の地だ。


古来、その温暖な気候と穏やかな内海の恵みを受け、


古くから漁業の町として繁栄してきた。


安政2年(1855年)には松合漁港が完成したことにより、


熊本藩第一の漁港として、さらに繁栄した。


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また、元禄時代(1700年頃)には豊富な地下水を使った酒造が始まり、

酒造の町としても知られるようになった。

江戸後期には酒造業として萬屋・財布屋・阿波屋・新酒屋の4家が現れ、

明治初期までは年間約1000石(180kℓ)の生産量をほこっていた。

酒造業で富をなした各家は、廻船問屋や海産物問屋なども手がけて財を築き、

松合繁栄の基盤づくりに大きく貢献した。


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   松合は、江戸から明治にかけて、漁業・海運・醸造・商業の町として繁栄して

きたが、一方で、山で囲まれた狭い土地に民家が密集しているため、

大火にもみまわれてきた。

特に、文政9年(1826年)~天保2年(1831年)には、

4度の大火で、のべ871戸の家屋が焼失している。

   そのなかで白壁土蔵造りの家屋だけが焼失を免れたことにより、

土蔵造り白壁建築が行われるようになり、

現在までその美しい町並みを残している。


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しかし土蔵の町を未曾有の高潮による災害が襲った。

1999年9月24日。

熊本地方気象台牛深測候所で観測史上最大の瞬間風速66.2m/s

を記録した台風18号は,九州・中国地方に上陸し各地で

大きな爪痕を残した.その中でも,熊本県の不知火海(八代海)の湾奥部に位置

する不知火町松合地区では,強風による高潮・高波によ

って海水が一気に低水地内に流入し12名もの犠牲者が出た。

これは,熊本県内では1959年9月の台風14号で天草地方を中心に発生した

高潮災害以来,また全国的には同じく1959年9月の伊勢湾台風以来の高潮による犠

牲者であり,社会的にも大きな衝撃を与えた。

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下記被害当時の写真は、


毎日新聞、本社ヘリから矢頭智剛撮影画像を転載。



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by whosanf | 2015-03-27 10:00 | 環境問題


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