酔眼的日常を写真日記でつづります。リンクフリーです。写真の無断転用は禁止致します。


by whosanf

民宿 焼き畑。

「10月3日椎葉村へ向かう。」

西米良から椎葉村へ、この林道を通るのは実に35年ぶり。

当時、道は舗装されておらず、崖にはガードレールも無いような

絶壁の道が続き、まさに命がけで行く秘境の集落だった。

a0096313_16485181.jpg


道は舗装され、危険を感じる場所はほとんど無かった。

a0096313_14575111.jpg


それでも所々に崖崩れの跡があり、信じられないような所に

砂防ダムが造られていた。



a0096313_14595528.jpg


a0096313_1649295.jpg


山間部にぽつんぽつんと集落があり、人間のたくましさを

感じると同時に、自然の壮大さに恐れ入った。

a0096313_17724100.jpg


a0096313_1552878.jpg


椎葉村に着いたら、椎葉クニ子さんを訪ねてみよう。

ふと、途中で思いついた。

a0096313_158138.jpg


「椎葉クニ子さんの民宿はどこですか?」

閉まりかけた観光案内所で訊くと、慌ただしい中を若い女性が

地図まで持ってきて教えてくれた。

上椎葉という場所にあり、さらに40分程かかるという。

時間は16時だったので、まだ大丈夫だろうと、向かったが

途中で道路工事の足止めで、40分待たされた。

所々に民宿焼畑と看板があるが、何度も道に迷い、

人に尋ねながら、やっとたどり着いた時には日が

暮れていた。

a0096313_16505179.jpg


家の中には沢山の宿泊客がいる様で、慌ただしい雰囲気だった。

戸を開けてご主人らしき人の声をかける。

「宿泊ではありませんが、

外観だけでも写真を撮らせてもらえませんか」?

「暗かけど、大丈夫ですか」?

「はい、なんとか」。

a0096313_15211312.jpg


室内から宿泊客のにぎやかな笑い声が、山の彼方にこだましていた。

a0096313_15212573.jpg


撮影が終わり再びご主人を訪ね 「ありがとうございました」。

というと、「ばたばたで、何のおかまいも出来ず申し訳ありません」。と

優しげに答えられた。

「突然お邪魔したのはこちらの方で」。と、恐縮し

「今度は、ゆっくりと泊まりに来ます」。と焼畑を後にした。

その後、ねぐらを探しうろつていると、

杉林の伐採後に空き地があったので、

そこに車を止めて車中泊。

標高900メートルを超える山の中。

手が届きそうな場所で、星が無数に輝いていた。
by whosanf | 2014-10-25 15:28 | 環境問題 | Comments(0)