土石流災害! 福岡県杷木町
2012年 07月 16日
土砂に埋もれ亡くなった。
災害から5日後の7月8日に現場の確認に出かけた。
災害箇所はすでに青いビニールシートで覆われていたが、崩落した斜面のすぐ上には
神社らしき祠が見えていた。
道を捜し歩き回る。
しばらくして山の裏側から左回りで神社へ向かう山道を見つけた。
しかしその道のすぐ脇も斜面が崩落しており、真砂土の土壌がむき出しになっていた。
途中、地蔵が並ぶ祠が有り、その不気味さに少し気がひるんだが脇を通り道を進んだ。
10分程笹とクモの巣に覆われた山道を登ると、歩く道の先に青いビニールシートが現れ、
そこが崩落の起点だと解った。
垂直にみえる斜面の先に押しつぶされた民家の屋根があった。
切ない気持ちで手を合わせた。