酔眼的日常を写真日記でつづります。リンクフリーです。写真の無断転用は禁止致します。


by whosanf

小出裕章先生講演会

2月11日と12日佐賀市内で(京都大学原子炉実験所助教 小出裕章)の講演会が
2カ所に分けて開かれた。

11日の講演会場アバンセでは、300人の定員に対し立ち見が出る程の盛況ぶりだった。

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小出先生は高校時代には「地質部」で、野外で岩石や地層を追い求めながら自然に親しんだ。

大学入学時は「これからは石油・石炭でなく原子力の時代」と考え原子力工学を志したが、

現代の原子力工学における放射線被害の実態を知ったことで、所属機関の趣旨と逆の、

原子力発電に反対するスタンスをとるようになったとしている。

以後現在まで一貫して「原子力をやめることに役に立つ研究」を行なっている。

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311福島第一原発事故より後講演の依頼が相次ぎ、平成11年だけで日本全国

100ヶ所で講演を開いてきた。

それでも各地から相次ぐ依頼に対して10分の1しか引き受けられない。

「体があと10個は欲しい」と思っているそうだ。

その強靭な体力は驚かされる。

若い頃から登山が趣味で、日本アルプスの山々を休みの度に登ったそうだが、

じん帯を痛め今は山へはでかけていない。

が、講演の間2時間半、一度も椅子に座る姿は無かった。
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私が原子力に反対する根本の理由は、「自分だけが良くて、危険なものを人に押し付ける。」

そんな社会が許せないからです。

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佐賀新聞の取材を受ける小出さん。
翌日の朝刊に記事が掲載された。(2月12日佐賀新聞朝刊)
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翌日12日は浄光寺というお寺の本堂で講演が行われ、200名が講演を聴いた。

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講演を前に、「体は大丈夫ですか?」と、訊いて見た。

「戦争ですから、休んでいる訳には行きません」との答えに、自分とは覚悟の違いを

思い知らされた。
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講演後も質疑応答が相次ぎ、帰りの列車の時間のまで後わずかとなったが

一つ一つの質問に実に誠実に対応してゆく姿。「伝えたい体事は山ほど有るのだろう。」

集まった人々も、訊きたい事は尽きなかった。

この日も2時間半と言う時間は、あっという間に過ぎてしまった。


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小出先生活動の様子を、前回行われた小倉と大分の講演会で取材をし、

(人間の鎖No6)として谷本さんがまとめていますので、ぜひこちらもご覧下さい。

この時は私が怪我のため行けなかったので、この動画のタイトルバックのスチール写真は

(亀山ののこさん)が快く引き受けてくれました。

この場を借りてお礼申し上げます。

黄昏時にたたずむ小出先生の笑顔 「いい写真ですね、ありがとうございました。」


Commented by サムライ菊の助でござる!^^v at 2012-02-14 14:13 x
いつもながら、臨場感あふれる迫力ある現場報告、有り難うございます!
小出さんの戦場に私たちも支援に駆けつけねばなりませんね!
ふ~さんの右手の回復の早さには驚きです!若いモデルを素早いシャッターでとらえてきた賜物ですね!(菊^――^菊)
Commented by whosanf at 2012-02-14 22:22
菊之助さん
大分での講演会で菊之助さんとのやり取りが、人間の鎖no6小出裕章
編に収録されていましたが、同じ会場に居た人の都合で残念ながら削除され、幻となってしまいました。
小出先生の反骨精神は生半可なものではありませんでしたが、菊之助さんも同じですね!
by whosanf | 2012-02-13 18:08 | 原発廃止 | Comments(2)