熊本県八代市「本町商店街」
2010年 12月 14日
30年程前に店を畳み人に貸していましたが、6年前からは空き店舗状態です。
今年5月から一人暮らしになった伯母のもとへ、月に1度かよっています。
今回出かけたのは土曜日のお昼過ぎでしたが、人の往来はまばらで閑散としていました。
お隣にある鮮魚店の奥さんが、いつものように元気よく「おかえり〜」
と声をかけてきました。
私が中学生だった昭和40年の後半頃までは,商店街の通りは人であふれかえっていました。
日曜日の朝、当時の事を思い出しながら、父の実家のある一丁目から、3丁目まで500メートル程の
通りを歩いてみました。
見上げるとアーケードの天井が、アーチ型をしたおしゃれな形から、すだれ、青空と変化してゆき
今までの活気の違いを物語っていましたが、全体が苦戦している状況は、シャッターに張られた空き店舗の数多さが教えてくれました。
振興会は、地元の高校や若い人に呼びかけて格安で空き店舗を提供したり、活気を取り戻す
努力を続けています。
数年前から昭和の面影を残す街や、廃墟、工場が若者の人気スポットになっていますし
コスプレやヒッホップの好きな人たちにも地域の商店街は注目されていますので、
このような場所が活気を取り戻す日が、近い将来やってくるかも知れません。