酔眼的日常を写真日記でつづります。リンクフリーです。写真の無断転用は禁止致します。


by whosanf

巻き枯らし間伐作業。

 
日本熊森協会福岡支部が主催する、巻き枯らし法による間伐作業に参加してきました。

昨年7月に起きた福岡県篠栗町の土石流災害地から2キロほど町の中心部近い場所で、
私を含め総勢18名が参加しました。

巻き枯らし間伐はチェンソーなどの危険な道具を使わずに、のこぎりや竹べらなどにより
木の皮をはぎ枯らす方法で、素人が安全に間伐を行える方法です。
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昭和30年以降の高度成長期、国の方針で自然林が切り倒され日本中の山に杉ヒノキが
植林されました。
その後、木材の輸入が自由化された影響もあり、今日まで国産木材価格は低がりづけています。
その事は林業従事者の経営意欲を減退させ、高齢化による労働力の不足から全国で間伐が手遅れとなった山林は、各地で土石流災害や、稀少動植物絶滅の原因となっています。

日本熊森協会は、九州では、福岡県、熊本県、宮崎県、
鹿児島県に支部があり、国による環境保全の失策を会員自らが学習と実践を通じて
環境保全運動を実行している団体です。

今回巻き枯らしの場所を提供してくれたのは、篠栗町で造園業を営む村島さんです。
村島さんは、篠栗町の町会議員として町政に励む傍らで熊森協会の会員としても活躍していて、
町長も熊森協会の会員だという事でした。
町長は今回他用で不参加でしたが、その事をとても残念がっておられたそうです。

同じ糟屋郡(私は宇美町)に住むものとして、とても励みになりました。
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今回巻き枯らし間伐を行った山林の面積は3ヘクタール、最初の植林から50年が経過していて
場所により25年を経過したものやそれ以下のものもありますが、巻き枯らし間伐をした木は根元のあたりが20センチほどのヒノキです。
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参加者は、森林組合勤務、自然農農家、管理栄養士、サラリーマン、OL、自営業などと
その職業は様々です。
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この日福岡の気温は36.5度と、相変わらずの酷暑です。
作業現場は木陰で、平年ならばこの時期でも涼しいそうですが、あいにくこの日は風も無く、
湿度も相当高いようで、みんな、滝のような汗をかいて作業をしていましたが、作業も進み要領が解ってくるに従い汗にまみれた顔には、笑みが浮かんでいました。
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樹齢50年のヒノキの大木です。
おじいさんの代から今日まで、しっかり手を入れ、立派な木材として育っていますが、
切り倒し市場に運んでも、一本がわずか4千円ほどにしかならないそうです。
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皮を剥ぐとつるりとした表皮は、たっぷりと水気を含んでいて光沢があり、
ヒノキの香りが辺り一面にただよってきます。
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皮の剥ぎ方は各自、自由です。剝きき後は個性的な形として残りました。
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山林がある山の稜線は、数年前に間伐がなされ、今では栗や樫などの雑木が育っています。
島村さんは今後山全体にある木を伐採し、自然林に返すそうです。

この日は昼食を挟み5時間程で130本の檜を間伐しました。
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by whosanf | 2010-09-06 17:14 | 環境問題